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リカのパリ滞在記

パリ近郊在住のリカです。フランス人の夫を持つ主婦のフランス滞在記。ブログを通じてとっておきの耳寄り情報などを発信していきたいと思います。

2022年夏東地中海クルーズ2日目②

こんにちは。


ちょっと早めの夏休み、本篇「東地中海クルーズ」レポ続きです。
今回の旅行は、歴史的遺跡などをいろいろ回ります。
古代遺跡は破損が進んでいるため、予備知識がないと楽しめません。
私は前もって、塩野七生さんの歴史小説やガイドブック、解説本などを読んでおきました。
また、現地では、帰国後ゆっくり読めるようにそれぞれの遺跡の解説本も買いました。
今回のレポは自分で見たところを、こうした書籍などを参考に、自分の旅行記録としてまとめています。
ちょっとマニアックな内容になるかもしれません。
ご興味がない方はスルーしてください。


聖母マリアが晩年過ごしたという家を見た後は・・・
本日のメインイベント、エフェソス遺跡の見学です!

エフェソス遺跡は私たちのクルーズ船がついたクシャダスの港からも車で30分程度。
今でこそ、海岸線から奥まったところにありますが、建設当時は海に面した港町でした。
しかし、周囲の丘陵からの堆砂によって、今では海岸から7kmほど内陸側となっています。

エフェソスは紀元前11世紀ごろ建てられたイオニア人の古代都市。
小アジアにおける古代ギリシャ都市としては最古で最大規模の遺跡です。
当時、アルテミス女神が崇拝されており、女神に捧げる神殿として建設されたアルテミス神殿は古代世界の七不思議のひとつとして知られています。
しかし、この神殿に放火をして焼き払えば後世まで名が残ると考えた精神異常者が紀元前356年に放火し、この神殿は消滅してしまいました。
いつの時代にもこうした変な人がいたのね・・・

さて、ガイドさんについて、エフェソス遺跡に入ります。
遺跡には二つ入り口があって、私たちは南のほうにある入り口から入ります。
まず、門をくぐって左手にあるのがこちらの遺構。↓
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これは紀元前2世紀に造られたヴァリウス浴場。
古代は当然疫病などの治療がなく、街中に疫病が持ち込まれるのを防ぐため、街の入り口に浴場があり、外部から入ってくる人はまず浴場に行って、体を洗ったのだそうです。
紀元前何世紀も前から、こんな知恵があったとは驚きです。

↓紀元1世紀に建てられたバジリカ跡。
長さ165m
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↓メミウスの碑
アウグストゥス皇帝統治下の紀元1世紀、メミウスが建てた記念碑。
当時ローマの支配下であったエフェソスですが、重税のため、ポントス王ミトリダテス6世側に付き、ローマに反旗を翻しました。
ミトリダテス6世はローマ人6万人を虐殺し、エフェソスを手中に収めました。
しかし、その3年後ローマ軍を従えた将軍スッラはエフェソスを奪還することに成功したのです。
ローマ人にとって英雄となったスッラの業績をたたえた碑がここに建てられたのです。
クルーズの後に読んだ塩野七生さんの「ローマ人の物語 勝者の混迷」にこのあたりの話が詳しく描かれています。)
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↓勝利の女神ニケのレリーフ。
ギリシャ神話でよく登場する女神ニケ。
有名どころではルーヴルのサモトラケのニケがありますよね。
なんでも某スポーツブランドはこのエフェソスのニケのレリーフが起源なんだそうです。
女神の右腕に絡む羽をイメージしてロゴを考案したそうです。
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↓トラヤヌスの泉
当時の皇帝トラヤヌスをたたえるために102~104年に造られた泉。
ここにはディオニソス、アフロディーテなどなどいくつかの像も建てられていたそうですが、今はエフェソス博物館に収蔵されているそうです。
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↓手前がバジリカの一部、左奥がオデオン。
オデオンとは音楽堂のこと。
150年建設で1500人収容できたそうです。
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さて、これまでの写真にはあまり人が写っておらず、人があまりいないように見えるかもしれませんが・・・
クルーズ船のツアーで行ったため、周囲はツアーの人でいっぱい。
そして、エフェソスはさすが人気観光地なので、他のツアー客もいっぱい。
メインストリートはこんな感じでした。↓
また、古代遺跡のご多分に漏れず、大理石の石畳はてかてか、つるつる。
超滑るので要注意。
赤ちゃんを抱いて見学されている人もいましたが、見ている方が、お父さん転ばないでねと、
ハラハラ、ドキドキ
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↓上流階級の住居跡。
床には緻密なモザイクが施されています。
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エフェソスのレポ、まだまだ続きます。

2022年夏東地中海クルーズ2日目①

こんにちは。


ちょっと早めの夏休み、本篇「東地中海クルーズ」レポ続きです。
今回の旅行は、歴史的遺跡などをいろいろ回ります。
古代遺跡は破損が進んでいるため、予備知識がないと楽しめません。
私は前もって、塩野七生さんの歴史小説やガイドブック、解説本などを読んでおきました。
また、現地では、帰国後ゆっくり読めるようにそれぞれの遺跡の解説本も買いました。
今回のレポは自分で見たところを、こうした書籍などを参考に、自分の旅行記録としてまとめています。
ちょっとマニアックな内容になるかもしれません。
ご興味がない方はスルーしてください。


さて、クルーズ一夜明けて、朝目が覚めたら、バルコニーの外はこんな景色。
もう陸が近づいています。
この国訪問は今回が初めて。
テンションが上がります。
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まだ寄港には時間があるので、のんびりメインダイニングで朝食です。
朝は11階のビュッフェレストランでも取れますが、私たちは落ち着いたテーブルサービスのレストランのほうが好きです。

ホットケーキ、ワッフル、フレンチトースト、オムレツ、目玉焼き、エッグベネディクト、スクランブルエッグ、フルーツサラダ、ヨーグルトなどなど、いろいろなものが好きなだけ注文できます。
コーヒー、紅茶、ミニサイズのペイストリーなどは常時ウエイターさんが持ってきてくださいます。

クルーズの基本料金だけでも普通のコーヒー、紅茶、ジュースなどは食事時は無料です。
ただ、エスプレッソ、カップチーノなどちょっと良い目のドリンクは有料となります。
私はいちいち伝票にサインするのも面倒なので、ドリンクパッケージをクルーズ予約時に申し込んでます。

↓私の朝食。
朝からおいしいカップチーノがいただけるのはうれしいです。
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朝食後、キャビンに戻って身支度を整えて、今日はオプショナルツアーに参加です。
去年はツアー参加時、人がごった返して、出発までかなり待たされたりしてヘキヘキしたのですが、今年は比較的スムーズです。
きっと、各国の入国規制等が簡略化されてきているからでしょうね。

今日の寄港地はトルコ西部のクシャダス。
沖にはギリシャの島々が点在していて,ヨーロッパは目と鼻の先。
ヨーロッパ人の好むリゾート地としても知られています。
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今日はリゾート地はパスして、歴史的遺産をツアーで見て回ります。
バスに乗って30分ぐらいしてからでしょうか。
今日の最初の目的地に着きました。
ここは、聖母マリアが晩年を過ごしたと言われる「聖母マリアの家」。
ユネスコの世界遺産になっています。
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聖母マリアはキリストが十字架にかけられた後、エルサレムに残るのは危険だということで、12使徒のひとりヨハネと一緒にエルサレムを去りました。
長い間、聖母マリアが晩年を過ごした地は不明のままでしたが、ドイツ人修道女、アンネ・カタリーナ=エメリッヒが天啓を得て、聖母マリアが晩年を過ごした地を描写したとのことです。
それは、エメリッヒ女僧が訪れたことのない場所でした。
描写に従って発掘調査をしたところ、この聖母マリアの家が発見されたのです。

場所は現トルコのセルチュク市。
エルサレムを逃れたヨハネと聖母マリアは歩いて旅をしました。
最後に行きついたところがこの場所だったのです。
実際、聖ヨハネもこの地で布教をしたとヨハネ黙示録にも記されていることから信ぴょう性は高いとされています。

ローマ法王パウロ6世が1967年にここを訪れたことで、ヴァチカン公認の聖地となっています。
毎年聖母被昇天の日である8月15日にはヴァチカンの代表者がここを訪れます。

今残っているのは修復された家。
小さな質素な家です。
残念ながら内部は撮影禁止なので、外観のみです。
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この地から湧き出る泉があり、聖水を求めて数多くの人がやってきます。
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また、この壁に願いを書いた紙きれを置くと、願いが叶うそうです。
大勢の人が紙に願い事を書いていらっしゃいました。
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自由時間にお土産を買った後、バスに乗り次の目的地を目指します。
このあたりは丘陵地帯が広がり、オリーブや桃の栽培が盛んです。
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2022年夏東地中海クルーズ1日目②

こんにちは。


ちょっと早めの夏休み、本篇「東地中海クルーズ」レポ続きです。
今回の旅行は、歴史的遺跡などをいろいろ回ります。
古代遺跡は破損が進んでいるため、予備知識がないと楽しめません。
私は前もって、塩野七生さんの歴史小説やガイドブック、解説本などを読んでおきました。
また、現地では、帰国後ゆっくり読めるようにそれぞれの遺跡の解説本も買いました。
今回のレポは自分で見たところを、こうした書籍などを参考に、自分の旅行記録としてまとめています。
ちょっとマニアックな内容になるかもしれません。
ご興味がない方はスルーしてください。


アテネのホテルからタクシーでアテネ郊外の港、ピレウスまで移動してクルーズ船にチェックイン。
ランチの後、のんびりした後は夕食の時間です。

今までは、普通のバルコニー付きキャビンだったので、夕食は第1回目か、第2回目か決めて、毎日決められた時間に決められたテーブルで夕食をとってました。
今回は、一応スイートルームということで、ダイニングレストランの中にスイート客専用のコーナーがあり、好きな時間に行くことができます。
これは結構便利でした。
今までだと、観光から帰ってくるのが遅くてダイニングの時間に間に合わない場合、ビュッフェに行かざるを得なかったんですが、今回はその心配もなし。
おまけにいつ行ってもそんなに混んでなく、静かにゆったりと食事ができました。
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レストランの専用コーナーは、船の最後尾、大きな窓のすぐ近くです。
さすがに窓の横は人気で、私たちはなかなか窓際に座る機会がありませんでしたが、それでも、景色は十分楽しめました。
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でも、お料理は普通のメインダイニングと同じなんですよね。
去年と似た感じ。
前菜+メイン+デザートで、それぞれ4種類ぐらいの中から1品ずつ選びます。

↓魚のセヴィーチェ。
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ところで、クルーズは、原則、ドリンクなしのプランが基本料金です。
私たちはドリンク付きのプランを申し込みます。
なので、せっかくなのでちょっとワインも頂きます。

↓メインのシーフードパスタ。
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↓デザートはギリシャのバクラヴァを選んでみました。
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お料理はまあ、普通。
でも、正直、去年も思ったんですが、量は少なめ。
まあ、これでクルーズ中上げ膳据え膳でも太る心配がなくてよいです。

デザートが終わっても、何となく物足りなかったので、ちらっとビュッフェに寄りました。
主人曰く、メインダイニングで食事をしていた人で、ビュッフェでデザートを食べたしていた人がいたそうです。
気持ちはわかるな。

私たちは結局、セルフコーナーでハーブティーを入れて、最後尾のデッキで景色を楽しみながら、食後のティータイム。
ちょうど出港するところでした。
ピレウスの港町。
「さよなら。1週間後に、また帰ってきます!」
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船はどんどん進み、日が暮れていきます。
日没をゆっくり眺めていられるなんて、ヴァカンスならではの楽しみ。
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ギリシャの島々が夕日に染まってとても美しいです。
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2022年夏東地中海クルーズ1日目①

こんにちは。



今回の旅行は、歴史的遺跡などをいろいろ回ります。
古代遺跡は破損が進んでいるため、予備知識がないと楽しめません。
私は前もって、塩野七生さんの歴史小説やガイドブック、解説本などを読んでおきました。
また、現地では、帰国後ゆっくり読めるようにそれぞれの遺跡の解説本も買いました。
今回のレポは自分で見たところを、こうした書籍などを参考に、自分の旅行記録としてまとめています。
ちょっとマニアックな内容になるかもしれません。
ご興味がない方はスルーしてください。


ちょっと早めの夏休み、本編東地中海クルーズです。
そう、また地中海クルーズなんです。
クルーズ、やはりいったん船に乗ると、そのまま移動してくれるので、楽です。
そして、1週間でいろいろなところに行けるのが魅力です。

今年はコスタで行きたいと思っていたのですが、いろいろ検討した結果、MSCは私たちがまだ体験していないコースのクルーズがいろいろあるんですよね。
なので、今年もMSC
例年は前年の10月末か11月には翌年の夏のクルーズを申し込むのですが・・・
コロナ禍で急に状況も変わることがあるので、今年は3月に6月のクルーズを申し込みました。

コロナだし、ハイシーズンじゃない6月だから空きも十分あるだろう、と高をくくっていたのが間違い。
3月にネットで空き状況をチェックしたら、なんといつものバルコニーのカテゴリーが満室。
焦って翌日MSCに電話をして予約しました。
電話をすれば、隠し持っていた空室をもらえるんじゃないかと思ったんですが、ダメでした。
(空室を隠し持っていたかは不明。私の勝手な想像です。)

バルコニー付きだとミニスイートしか空いておらず、かといってバルコニー無しの窓付きキャビンじゃいやだし・・・
少しだけ奮発してスイートにしました。
(とはいえ、新造船のすごいスイーツに比べると、本当ミニです。)

さて、前置きが長くなりました。
話は戻ってアテネ2日目。
古代アゴラを見学してホテルに戻って荷物を引き取ります。
流しのタクシーがたくさんいるので、タクシーを拾って港まで移動。

去年、トリエステでMSCにチェックインしたとき、異様に待たされたので覚悟していたら、今回はスムーズ。
まず、ワクチン接種証明書とコロナ陰性結果書類をチェックされます。
空港と同じように大きなスーツケースに荷物タッグを付けて預けます。
(預けた荷物は後でキャビンに届けられます。)
あっという間にクルーズカードを手渡されて乗船です。

毎回書いているのでご存じの方がほとんどと思いますが、クルーズカードはクルーズ中の身分証明書。
乗船するときに顔写真を撮られて、それがカードに情報としてインプットされます。
下船乗船の際はカードをチェックされて、だれが下船したか、乗船したかを確認します。

また、船内での買い物やドリンクなどの支払いはこのクルーズカードにつけておくことができます。
クルーズカードにつけた支払いをクレジットカードで清算する手続きをすれば、清算はクレジットカードから自動引き落としになります。

↓こちら、今回お世話になったクルーズシップ、MSCリリカ。
毎回言ってますが、デカっ!
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MSCリリカ、就航は2003年なので、少し古めですが、数年前に改装されているので、内部はきれい。
古さは感じません。
船の横に行くと大きく感じますが、長さは275M。
乗客数は約2500人。
今まで乗った船に比べると小さい方です。

さて、乗船したのは午後1時過ぎ。
キャビンに行く前にちょっとビュッフェでランチを頂きましょう。
ビュッフェは特筆することもないので写真はありません。
ただ、デザートコーナーにウエルカムケーキがあったので記念撮影。
こうした心遣いはうれしいですね。
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ランチの後はキャビンに行きます。
既に私たちのスーツケースは届いていました。

さて、キャビンに入ります。
ミニスイート、やはり普通のバルコニー付きキャビンよりも少しだけ広めです。
おまけに今回はおまけがいないからゆったりと過ごせそうです。
サウナなどSPA施設は無料で使えるなどいろいろ特典はあります。
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鏡台みたいなものもあります。
この鏡の後ろにセイフティーボックスやヘアドライヤーが隠れています。
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クローゼットもそこそこの収納があります。
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バスルームも、ちゃんとバスタブがあります。
まあ、私たちはシャワーしかしないので、シャワーだけでも問題ないのですが、バスルームも少し広めなのはうれしいです。
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スイートクラスの特典で、ウエルカムドリンクにプロセッコのボトルと、マカロンが置いてありました。
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キャビンで少し休憩していたら、スチュワードさんがご挨拶にいらっしゃいました。
これから1週間、お世話になります。

ちょっと早めの夏休み~アテネ2日目③

こんにちは。

ちょっと早めの夏休み、アテネ編続きです。
今回の旅行は、歴史的遺跡などをいろいろ回ります。
古代遺跡は破損が進んでいるため、予備知識がないと楽しめません。
私は前もって、塩野七生さんの歴史小説やガイドブック、解説本などを読んでおきました。
また、現地では、帰国後ゆっくり読めるようにそれぞれの遺跡の解説本も買いました。
今回のレポは自分で見たところを、こうした書籍などを参考に、自分の旅行記録としてまとめています。
ちょっとマニアックな内容になるかもしれません。
ご興味がない方はスルーしてください。


ローマン・アゴラを見学した後は古代アゴラを見学。
まず遺跡内をさっと回って、アタロスの柱廊にある古代アゴラ博物館を見学します。
この建物はギリシャ遺跡の中で完全に復元された唯一の建物だそうです。
1階はドーリア式の柱が立ち並び爽快な眺め。
端には像がずらりと並んでいます。
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廊下の一番端にはドレープが美しい像がありました。
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館内にはアゴラで発掘されたものが展示されています。
中でもすごく感動したのは、こちら、文字が刻まれている陶器破片。
歴史にお詳しい方はぴんと来られたかもしれません。
こちら、歴史の授業で習った、あの陶片追放に使われた陶器破片なのです!
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陶片追放とは、古代アテネで、僭主になる恐れのある人をこうした陶片に名前を書いて投票して、一定数以上表を獲得した人を10年間国外追放したシステム。
日本で習った古代の歴史が身近に感じられた瞬間です。

ところで、ギリシャ式陶器には大きく分けて黒絵式と赤絵式と呼ばれる2種類の陶器があります。
黒絵式とは、陶器に絵付けの段階で黒い絵を施す手法で紀元前7世紀ごろコリント地方始まったそうです。
それがアテネのほうにまで伝わりました。

↓黒絵式陶器
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赤絵式とは逆で、絵付けの段階で、柄の部分を残し、他の部分を黒く塗りつぶす手法です。
これは紀元前6世紀末にアテネ地方で生まれた手法だそうです。

↓赤絵式陶器
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1階の展示室を見た後は2階に行きます。
2階にも展示品はいろいろありますが、ここからの景色を見るのもお忘れなく!
さっき見たヘファイストス神殿が正面にきれいに見えます。
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博物館のブティックでアクロポリスの解説本を購入して、ホテルのほうに戻ります。
途中、疲れたので、カフェで休憩。
アイス・カフェ・ラテです。
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