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リカのパリ滞在記

パリ近郊在住のリカです。フランス人の夫を持つ主婦のフランス滞在記。ブログを通じてとっておきの耳寄り情報などを発信していきたいと思います。

2022年秋セビリア~1日目①

こんにちは。

マドリード編が終わったばかりですが、秋休みに行ったセビリア旅行のレポを始めます。

秋休み、セビリアに行って来ました。
セビリアといえば「セビリアの理髪師」。
私の大好きなアンダルシアにある街です。
アンダルシアはもう何年も前に、両親と一緒に旅行をしたのですが、セビリアには行っていないんですよ。
一度行きたいと思いながら、なかなか実現できていませんでした。

今回、初セビリア、とても楽しみにしていました。
パリ、シャルル・ド・ゴール空港から飛行機で出発ですが、今日はなんと、空港のはずれのほうにある2Gというターミナル。
日本など長距離便が飛ぶ2Eや、ヨーロッパ内のメジャー都市便が飛ぶ2Fと違って、2Gはかなり小さいです。
その分、荷物のチェックインなども並ぶことなく手続きは超スムーズ。

ターミナルは小さいものの、一応ちょっとした免税店やスタバなどの軽食レストランも何軒かあります。
搭乗ゲートも直前じゃないとわからないらしいので、のんびり軽食を頂きながら待つとしましょう。
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さて、搭乗時間が近づいて来て、やっとゲートが掲示されたので、搭乗口に移動です。
こちらのゲートも搭乗口は少しです。
歩くのも少なくて済むから楽です。
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搭乗口からは建物の外に出て、そのままタラップで搭乗です。
タラップの搭乗、私は旅行気分が増すので好きです。
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2時間半のフライトはスムーズで、途中、サンドイッチも出ましたが、いつもの同じなので写真なし。
無事にセビリアに着きました。
セビリアの空港からはセビリアの街行の空港バスで移動です。
チケットは空港内の自動販売機で買えます。
2022年11月の時点で、セビリアの公共交通機関内はマスク必須でした。
フランスではもうとうの昔にマスクは強制じゃなくなっているので、マスクがないフランス人がちらほらいました。
空港内に戻ってゲットしていたようです。
私たちは普段も一応公共交通機関内や人が多いところではマスクをしているので、持ち合わせのマスクがあり、問題なし。

空港から、30分弱でサンタ・ジュスタ駅に着きました。
それからホテル近くまで行く37番線バスに乗って、ほんの10分程度。
街の中心のバス停で降りて、5分ほど歩いてホテルに着きました。

今回の宿泊先は私の大好きなスペイン系ホテルチェーンH10のコレヒドール・ブティックホテル。


H10系ホテルは私たち好みで外れないので、安心して泊まれます。

チェックインは椅子に座ってゆったり手続きをします。
ウエルカムドリンクでカヴァを頂きながら、フロントのお姉さんから観光案内を受けます。

その後お部屋に移動。
今回のお部屋、かなり広いです。
仮に3人で利用したとしてもが一緒でも十分な広さ。
(子供は日本で仕事しているので、主人と二人の旅行です。)
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ネスプレッソがあるのもうれしい。
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↓バスルームが少し狭かったけれど、問題なし。
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セビリアの観光スポットからも近く便利です。

ポンピドゥーセンター

こんにちは。

秋休みに入ってのこと。
友人からポンピドゥーセンターで開催されていた特別展を観に行こうと誘われました。
特別展は、かなり特殊で、私も友人も、適当に流して観てきました(失礼)。

せっかくだから常設展も見て行こうということになり、モダンアートの常設展へ。
さすが、ポンピドゥーセンター。
作品がたくさんあるのですが、ざっと有名どころだけ、駆け足で回りました。

中でも、結構私が好き目のアーティストの作品をご紹介します。

まずシャガール。
シャガールは奥さんを敬愛してやまなかったそうで、絵の題材には「愛」や「カップル」がよく使われているそうです。
優しい色使いで愛情に満ちた絵ですね。
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↓こちらもシャガール。
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カンディンスキー。
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↓こちらもカンディンスキー。
カラフルな幾何学模様っぽいのが、なんとなく好きです。
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↓ジャコメッティ。
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そして、次はアメリカ人の女性画家、ジョーン・ミッチェルの画。
ジョーン・ミッチェルはパリ郊外に住んで活躍した女性画家で、最近初めて知った画家です。
最近、気になっていたので、ポンピドゥーセンターで出会うことができてうれしいです!
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↓こちらはルイーズ・ブルジョワの絵画。
ルイーズ・ブルジョワというと、クモの「ママン」という彫刻が有名です。
私も過去に「ママン」をブログでご紹介したことがあるので、覚えていらっしゃる方もいらっしゃるかしら?
今まで、あのクモの彫刻しか見たことがなかったので、こうして絵画に出会うことができて幸せ~。
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↓デュビュッフェの彫刻。
このぐるぐるとした輪郭のある彫刻は、見るだけで「あ、デュビュッフェの作品だ!」とわかりますよね。
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超ひさしぶりにポンピドゥーセンターを見学できて楽しかったです。

レ・ココット

こんにちは。
体調がなかなか戻らず、やっと戻ったら4連休。
主人も休みだったので、バタバタ。
おまけに帰国中に雑草がすごく伸びて、4連休は庭掃除に明け暮れました。

さて、話は変わって今日はパリネタ。
数年前に、何十年も疎遠になっていた大学時代の友人から共通の友人を通じて連絡が来ました。
以来、友人がパリに出張に来るとき、いっしょにランチをしています。
コロナで出張もずっとなかったのですが、去年あたりから再開。

先日もパリに出張が入ったと連絡があり、ランチの約束をしました。
いつも、予約は私が引き受けます。

今回お邪魔したお店は、星獲得シェフ、クリスティアン・コンスタン氏のセカンドレストラン「レ・ココット」。
以前、コンスタン氏のセカンドレストランに2軒ほど行ったことがあり、ランチだと高すぎず、結構おいしかったので、今回3軒目に行ってみました。
今回のレストランは凱旋門からほど近く、ソフィテル併設のレストランです。


まずは泡で乾杯して、おしゃべりしているうちに前菜が出てきました。
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↓私の前菜。
カボチャのロースト。
正直、この一品は???なお味でした。
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↓私のメイン。
手長エビのラビオリ。
泡だったソースが美味でした。
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既に結構おなかが膨れていたのですが、せっかくだからとデザートも。
シェフのオリジナル、チョコレートケーキ。
こちらも濃厚で美味でした。
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食後の感想。
コンスタンス氏はフランスではかなり有名だし、すでに2軒のレストランに行っていて、どちらもおいしかったので、あまり心配していませんでした。
だけど、今回は正直、ちょっとがっかり。
シャンパーニュ、グラスが20ユーロはお安くないと思います。
何飲んだのかな?
ローラン・ペリエだったかしら?
それでも、高いな~という印象。

前菜は、カボチャは硬く、味付けも、特においしいと思うものでもなく、かなりがっかり。

メインのラビオリは無難なおいしさ。

チョコレートケーキも、おいしかったけれど、オリジナルという割には、特記するほどでもなく・・・

友人はおいしかったと言ってくれましたが、私はがっかり。
このレベルのシェフでここまでがっかりするのは珍しいかも。
次回、友人に会うときには、頑張ってもう少しおいしいお店を探したいと思います!
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2022年8月マドリード5日目⑥

こんにちは。

8月のマドリード、続きです。

市場でタパスを堪能した後はスペインの老舗デパートでちょっとお買い物。
普段使いのパールアクセサリーが欲しかったので、マヨルカ真珠のアクセサリーを数点購入。

そして、本当のお目当てのお最上階のフードコーナーへ。
フランスのガイドブックに出ていたんですが、最上階のフードコーナーからはマドリードの街が展望できるらしい。

最上階へ行ってみて納得。
フードコーナーの一角はイートインスペースになっています。
フードコーナーで好きなものを注文して、こちらでいただくという形式。
屋内席は大きなガラス張りで、素晴らしい展望。
ガラスに、見える方向の建築物の名前が入れてあるのは、観光客への心憎い配慮。
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本当は、こうした展望スペースでまったりおやつを食べたかったのですが、どこも満席。
屋外テラス席もあるのですが、真夏は超暑いです。

仕方がないから諦めて、ホテルのほうへと戻ります。
ホテルのすぐ向かいにあって、毎日横を通りながらも利用する機会のなかったカフェに入りました。
自家製のスムージーで休憩です。
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この後、ホテルで荷物を引き取って空港に向かいました。
マドリッドからの帰途はスムーズで、無事に帰宅しました。

これで、8月のマドリード旅行のレポ、終わりです。

2022年8月マドリード5日目⑤

こんにちは。

温かいコメントを頂きありがとうございました。
おかげさまで体調も少しずつ戻ってきました。
しかし、こんなにひどい風邪をひいたのは超久しぶり。
健康のありがたみが身に沁みます。

さて、8月のマドリード、続きです。

ティッセン・ボルミネッサ美術館を見学した後は、フラフラと街中に出て散策を続けます。
そして、行きついた先はサン・ミグエル市場。
ここはタパスのお店がたくさん並んでいて、とっても活気があります。
ただし、人が多い分、スリも多そうなので行かれる方はくれぐれもお気を付けください。

今日はここで、タパスを購入してお昼ご飯とするつもり。
どんなタパスが売っているか、ぐるりと見て回ります。
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どれもおいしそうで何を選んでいいのか、よくわかりません。
座って食べたいのですが、ちょうどスペインのランチ時間。
市場も大盛況です。
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市場の真ん中あたりにテーブルと椅子がいくつか置いてあるのですが、人が多く、とてもじゃないけれどテーブルをゲットできません。

仕方がないので、あるタパスのお店で注文して、そのままカウンターで立ったままいただきます。
1軒目で注文したタパス。
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さすが本場のタパス!
おいしいです。

これじゃ、足りないのでもう一軒。
2軒目ではサングリアも注文しました。
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今回、マドリッドで市場のタパスを食べたいと思っていたので大満足。
超人気の市場なので座れないのが難点。
この後、どこかで座って休憩できるところに移動します。