2022年夏帰国編~4日目②
夏の帰国編レポ続きです。
今回は珍しく一人旅です。
三島のホテルでおいしい朝食を堪能してチェックアウトをした後は、荷物をホテルに預けて移動です。
本当はもう少し三島観光をしてもよかったんですが、三島大社を見て、他はもういいかなと思いました。
昨夜、ホテルの部屋で静岡の地元のTVを見ていたら、由井というところに広重美術館があるという情報を得ました。
スマホで位置を確認して、ホテルから美術館までの行き方を確認したら、どうやら東海道線で由井まで行けるようです。
そんなわけで、荷物をホテルのフロントに預けて東海道線に乗って由井まで行きました。
三島から由井まで電車で30分ぐらいだったでしょうか。
スマホで美術館までの行き方をチェックしたら、由井の駅から美術館近くまでバスがあるそう。
由井駅に着いて、バス停を探しましたがそれらしく物が見当たらず・・・
バスをあきらめかけたころ、駅舎の窓ガラスにバスの時刻表が貼ってあるのを見つけました。
時刻表を確認して、が~ん。
なんと、バスは電車が由井に着く5分前に出発していました。
携帯で見た時間と違うじゃない。
おまけに電車がつく前にバスが出てしまうとは、なんてこった。
諦めて美術館まで歩くことにしました。
駅から美術館までは確か、1.5kmぐらい。
普段歩く生活なので、歩くのは苦ではありません。
途中、小さな川にかかる橋を渡るのですが、橋の上にこんなプレートがありました。

安藤広重は東海道五十三次の浮世絵で有名ですが、ここ由井を扱った浮世絵も作成したようです。
広重が作成した絵の構図を実際の景色の場所に設置してあるのです。
なるほど、それらしき海岸線が見えます。
こうしてひたすら道を歩いて行くと、ありました!

東海道の宿場町「由井宿」の本陣跡の敷地内に広重美術館はあります。
美術館自体は新しい建物。
展示室はそんなに大きくないです。
期間限定で特別展を開催するようで、私が観に行ったのは「源平の争いと鎌倉幕府」。
ちょっと早めの夏休みで、地中海クルーズに行ってきたばかりの私。
頭の中はまだギリシャ遺跡。
いきなり源平合戦にタイムワープ。
源平に関する浮世絵がたくさんあり、なかなか面白かったです。

美術館すぐ横の建物は明治天皇が休憩された離れ建物を復元したという御幸亭という建物があり、見学可能でしたが、今回はパス。

本陣前には浅い水路があって、なんと亀さんがたくさんいました。

これは昔大名行列の際に、馬に水を吞ませるためのものだったそうです。
ご参考前に下記表示をご覧ください。

由井の広重美術館、正直、わざわざ美術館見学のために由井まで行くほどのものではありませんが、近くに行く際に、ちらっと立ち寄ってみるとよいと思います。
美術館見学を終えて、また歩いて駅まで戻ります。
(帰りのバスは数時間後にしかなし。)
今度は山側の歩道を通っていきました。
行きにわたった橋には山側にもう一つプレートがありました。
江戸時代に広重が通った道を私も歩いているんだな・・・と景色を眺めながら感慨深かったです。

- 関連記事
-
- 2022年夏帰国編~3日目④ (2023/01/31)
- 2022年夏帰国編~4日目① (2023/02/04)
- 2022年夏帰国編~4日目② (2023/02/06)
- 2022年夏帰国編~4日目③ (2023/02/10)
- 2022年夏帰国編~5日目① (2023/02/13)