2022年8月マドリード3日目②
ここ週週間、かなりバタバタしています。
少しずつ通常に戻るので、ブログもぼちぼち更新しますね。
ご訪問も徐々にさせていただきます。
8月のマドリードのレポ、続きです。
マドリード3日目は、朝早めに朝食を済ませて、マドリードの中央駅ともいうべきアトーチャ駅へバスを乗り換えながら行きました。
スペインの国鉄のチケット売り場窓口へ行くと、窓口が一つしか空いていなくて、何人もの人が待っています。
一応順番待ちのチケットをもらって少し待つものの、列はなかなか進まず。
チケット売り場を出たところに、チケットの自動販売機があったので、それでチケット購入を試みました。
チケット購入にはIDナンバーなどを入力する必要があるのですが、これが計算外。
フランスのID番号を入れても、認証されず・・・汗
パスポートはホテルのセーフティーボックスの中。
幸い、主人が自分と私のパスポート番号を携帯の中に保存していたので、それを見ながらパスポート番号を入力。
いざ、支払いとなったのですが、ビザカードで払おうとしても、カードの読み込み口がなく、カードをタッチして払う仕組み。
このタッチしての決済はフランスでもあるのですが、主人のカードで払おうとしても承認されず、「窓口で購入してください」とのメッセージが。
再度、一からやり直して、私のカードを試したのですが、やはり購入できず。
この機械はどうやらフランスのカードは使えないらしい・・・
仕方ないから窓口に戻ってしばし待ったところ・・・
私たちの行き先であるトレド行のチケットはここでは購入できず、右のほうに行った別の窓口で購入せよとのこと。
この「右のほうに行ったところの窓口」がかなりアバウトな説明。
二つぐらいの窓口に行ったのですが、どれも違うらしい。
やっとトレド行のチケットが買える窓口があるコーナーを見つけて、順番待ちのチケットをゲットして待つこと1時間。
この時点でかなり疲れました。
スペインでは3連休の初日。
大型連休で電車を利用する人でごった返していました。
「別の日にすればよかった」と後悔するものの、遅し。
やっと私たちの順番になって窓口に行ったのですが、係員は英語ができず、トレド行は同じ部屋にある別の窓口でしか購入できないとのこと。
この時点で、私は怒りを通り越して、あきらめモード。
別の窓口にまた並びなおす気力もなく、トレド行は諦めました。
フランスの国鉄のサービスもひどいですが、スペインはそれに輪をかけてひどいです。
仕方がないから、とりあえずグラン・ヴィア近くにある王立サン・フェルナンド美術アカデミーを訪問します。
このアカデミーは1744年、王令によって設立されました。
現在は館内に美術館が設けられ、15世紀から20世紀までの画家の作品が展示されています。
スペインを代表する画家のひとりであるゴヤは、このアカデミーのディレクターを務めたことがあります。
また、ピカソやダリなどもこのアカデミーで絵画を勉強しました。

↓野菜やフルーツ、植物などを使って肖像画を描いたアルチンボルトの作品。
ルーブルにも何枚か、似た作品が所蔵されていますね。

↓エル・グレコのキリストの復活

↓この美術館の目玉作品の一つ。
ゴヤの鰯の埋葬。

↓ヴェラスケスの最後の晩餐。

プラド美術館などと比べると小規模ではありますが、スペインの画家の作品が多数展示してあり興味深いです。
また、ピカソやダリがここで絵画を学んだというのも感慨深いですね。
この後は、マヨール広場に出てランチ。
パエリアを注文しました。

↓美しい広場を眺めながらのランチも素敵です。

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