チュニス
*参照「シディ・ブ・サイド」
2日目にチュニスまでタクシーで行こうかと思っていたら、ホテルのお兄さんが、電車のほうが安いから電車で行ってはとアドバイスしてくれたので電車でチュニスまで行きました。
チュニスの駅の前にはシャンゼリゼ通りのようなメインストリートがあって、それに沿って歩いていくと旧市街に行くから迷子の心配はありません。
実は行く前にフランスのネットの掲示板で読んだのですが。


メインストリートを旧市街のほうへ向かって歩いて行くと、途中でチュニジア人が声をかけてきます。
どのホテルに泊まっているのと聞かれます。それはあなたの懐具合を知るため。
ちょっと会話をしたらその人は「じゃあチュニジアを楽しんでね!」と言って去って行きます。
しばらくすると、仲間の別の人が声をかけてきます。
「やあ、XYホテルに泊まってるでしょ?僕朝食の部屋でウエイターやってるの。」
みたいな感じで声をかけてきて、チュニスを案内してあげるとか誘ってきます。
ガイドを紹介すると言ってくることもあります。
もちろんガイド代は懐具合に合わせて請求されます。
メインストリートではこんな具合にリレー式で入れ替わり立ち代りいろいろな人が声をかけてきます。


そんなのって実際あるわけ~???
と思ったのですが、メインストリートを歩いていて、さびれたホテル(失礼)が目に入ったので、主人と子供に
「いい?もしも、チュニジア人に声を掛けられて泊まっているホテルを聞かれたら、MMホテル(見かけたさびれたホテルの名前)と言うのよ。本当に泊まっているホテル名言っちゃだめよ。MMホテルよ!!」
と念を押しました。
すると、やはりしばらく歩くと、
「チュニジアへようこそ!!チュニジア初めて?」
と声をかけられました。
で、案の定ホテル名を聞かれたのでMMホテルと答えました。
「へ~、MMホテル?あそこいい??」
と聞いてきましたが、ちょっと会話をしたら直ぐに去っていきました。
ほんの100メートルぐらい歩いたと思ったら、別のチュニジア人が
「MMホテルに泊まっているんでしょ?僕朝食のウエイターやっているけど、さっき会ったよね。チュニス案内しようか?ガイドは?」
などど聞かれたけど、ガイドツアーに入っているのでいらないと答えたらあっさり去っていきました。
それっきりリレーは続きませんでした。
うそのような話ですが、チュニスで自由行動がある方は一応さびれたホテル名でもチェックしておくと後々良いようです。

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